100% Gratis · Referensi Belajar
JLPT N1 — Juli 2019
104 soal 言語知識(文字・語彙・文法)・読解・聴解 lengkap dengan kunci jawaban.
Tap salah satu menu di atas untuk lompat langsung ke bagiannya.
N1 — Juli 2019
1
文字・語彙
Mojigoi (Kanji & Kosakata) (Soal 1–25)
問題1 ___の言葉の読み方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
1
あの態度には猛烈に腹が立った。
もじ
4 もうれつ
2
彼女は病を克服して、職場に戻ってきた。
もじ
4 こくふく
3
崩れやすいので、運ぶときは気をつけてください。
もじ
2 くずれやすい
4
この薬にはウイルスの繁殖を抑える効果がある。
もじ
1 はんしょく
5
サイトの履歴は残っていなかった。
もじ
3 りれき
6
夕日に赤く映える山を写真に収めた。
もじ
2 はえる
問題2 ( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
7
ガスが漏れると、( )が感知して警報が鳴る。
もじ
3 センサー
8
彼はロケットを作って宇宙へ飛ばしたいという( )夢を実現した。
もじ
4 壮大な
9
その優しいメロディーは私の耳に( )響き、眠りに誘ってくれた。
もじ
1 ここちよく
10
兄は科学者として遺伝子の研究に( )している。
もじ
1 従事
11
葉書が届いたが、雨でインクが少し( )、読みにくかった。
もじ
2 にじんで
12
子どもにとってプレッシャーになるので、将来に過度の期待をするのは( )だ。
もじ
3 禁物
13
社長になり、トップに立つ者の責任の重さを( )感じている。
もじ
4 ひしひしと
問題3 ___の言葉に意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
14
A社のコンパクトな車がよく売れている。
もじ
2 小型の
15
無駄な経費は極力減らそう。
もじ
1 できるだけ
16
彼は「あ、忘れてた」とつぶやくと、その場を去って行った。
もじ
4 小さな声で言う
17
目撃者の証言には不審な点があった。
もじ
3 怪しい
18
何時間もグラウンドで練習していたので、ばててしまった。
もじ
1 疲れて
19
どんな厳しい状況でも任務をまっとうする覚悟がある。
もじ
3 実行する
問題4 次の言葉の使い方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
20
簡素
もじ
4 以前に比べ、役所の手続きは簡素になりました。
21
解明
もじ
3 がんの仕組みを解明することが治療薬の開発につながる。
22
ほほえましい
もじ
2 幼い兄弟が仲良く遊ぶ姿は見ていてほほえましい。
23
目安
もじ
1 健康のために一日に6キロを目安に歩くことにしている。
24
様相
もじ
3 大きな事件や事故は、その時代の社会の様相を反映している。
25
交える
もじ
2 首脳会議は冗談を交えた和やかな雰囲気で進められた。
N1 — Juli 2019
2
文法
Bunpou (Tata Bahasa) (Soal 26–45)
問題5 次の文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
26
優勝( )逃したが、石川選手は今大会で自己ベストを更新する好成績を収めた。
ぶんぽう
2 こそ
27
今度の正月休みには、留学している息子も帰ってくる( )、久しぶりに家族旅行にでも行こうかと思っています。
ぶんぽう
3 ことだから
28
兄が会社の採用面接試験から帰ってきた。表情が明るいところを見ると、( )うまくいったようだ。
ぶんぽう
4 どうやら
29
このレストランは、料理はおいしいのだが、皿が安っぽい。もう少し良いものを使えない( )と思う。
ぶんぽう
1 ものか
30
先生「木村くん、このレポート読んだよ。うまくまとめられなかったって言ってたけど、けっこうよく( )。」
木村「ありがとうございます。」
ぶんぽう
3 書けてるじゃない
31
駅前のうどん屋「やまむら」は、最近テレビで紹介された( )、毎日店の前に長い行列ができている。
ぶんぽう
1 とかで
32
今回の事故について社長が会見を行ったが、あれでは何の説明( )、わが社の信用が失われるだけだ。
ぶんぽう
2 にもなっておらず
33
小林「ねえ、今日のダンスの練習、山口さんも来るんだよね?」
森「どうだろう。あの人、来るって言ってても、( )だから……。」
ぶんぽう
3 来たり来なかったり
34
昨日大学で声をかけられたサークルの勧誘には困った。強引に話を進められて、危うく入会( )。
ぶんぽう
1 させられるところだった
35
高橋「林さん、ギター教室探してるって聞いたけど、見つかった?」
林「いえ、まだなんです。」
高橋「よかったら、私が通ってるギター教室、見学してみない?見学したからって、( )し、どう?」
ぶんぽう
4 入らなきゃいけないってわけじゃない
問題6 次の文の_★_に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
36
X医院は、患者を_____★____近々予約制を導入するらしい。
ぶんぽう
2 診察できる
37
昨日、友人から野菜ジュースをたくさんもらった。一人暮らしだとインスタント食品ばかり食べてしまって_____★____ありがたい。
ぶんぽう
3 がちな
38
(ホームページで)
Q:洗剤をたくさん使ったほうが、洗濯物がきれいになりますか。
A:洗濯物を_____★____悪臭の原因にもなります。適量を守りましょう。
ぶんぽう
4 そうではなく
39
この町には、大正初期に建てられた洋館があるらしい。前々から_____★____帰ることはできない。
ぶんぽう
1 私としては
40
私は、_____★____と思い、校内に畑を作って生徒たちに野菜を育てさせることを校長に提案した。
ぶんぽう
2 食べるということが
問題7 次の文章を読んで、文章全体の趣旨を踏まえて、( 41 )から( 45 )の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
41
人間とは月のようなもの

この世を生き抜く上で知っておくべき言葉がある。
まず一つは、「人間は謎」だということ。
人は自分ではなんでもわかっているつもりでも、本当は自分自身のことをよく理解できていないものだ。
自分で自分のことを理解できていないのに、どうして他人のことを理解できるのか。これが、( 41 )一つ。
それからもう一つは「人間は月のような存在だ」ということ。自分が他人に見せている「自分」は、相手に応じて見せる「光り輝いている部分」であって、ほかのところに行けば、また( 42 )顔をする。上司の前では部下の顔をするし、お得意様(注1)の前に行けばそれなりの顔をする。自分だけじゃない、みんなが千変万化する(注2)ものであり、人は他人に対して、基本的には常に自分の明るい部分を見せているということだ。
他人には満月を見せていて、人という光に当たって誰もが輝いて見えているが、その裏側は黒く、暗いものだ。その暗いものを自分が持っているということを最初からわかって( 43 )、その人はもう、すぐにでも心が平和になるだろう。
そうすれば、「あの人は信じられる」とか「信じられない」とか、「裏切られた」という思いもなくなる。人間社会という宇宙の上に回っていて、その人間が裏側を見せている場合もあるのも仕方のないことで、人間関係というのは“引力”とかいろんなことが関係してくるということも( 44 )。
だからこそ「人間は謎」であり、たまには元気がなくなったりして、三日月になったりするけど、いつも光って見える。
( 45 )裏側に、真っ暗で人に見せたくない部分を誰もが持っていて、そのすべての面を見ることは誰にもできない。
見えている部分の裏側にある面の存在を認識できていれば、変に気持ちが揺さぶられることもなくなるのだ。

(注1)お得意様:ここでは、取引先
(注2)千変万化する:さまざまに変化する
ぶんぽう
3 まず
Penjelasan
「まず」(pertama-tama)cocok karena ini adalah poin pertama dari dua hal yang disebutkan penulis.
42
(lihat teks 問題41)
ぶんぽう
2 別の
Penjelasan
「別の」(yang lain/berbeda) cocok karena membahas wajah berbeda yang ditunjukkan di tempat lain.
43
(lihat teks 問題41)
ぶんぽう
2 いれば
Penjelasan
「いれば」(jika mengetahui) membentuk hubungan syarat yang tepat dengan kalimat berikutnya.
44
(lihat teks 問題41)
ぶんぽう
4 わかってくるはずだ
Penjelasan
「わかってくるはずだ」(seharusnya akan menjadi paham) menyatakan dugaan penulis yang logis.
45
(lihat teks 問題41)
ぶんぽう
1 しかしその一方で
Penjelasan
「しかしその一方で」(namun di sisi lain) menghubungkan kontras antara sisi terang dan sisi gelap manusia.
N1 — Juli 2019
3
読解 (短文・中文)
Dokkai — Bacaan Pendek & Sedang (Soal 46–57)
問題8 次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
46
本文

自分の経験や無意識の枠にとらわれている(注)と、想像力はふくらまない。だからその枠を取り除くことが、想像力を鍛えるひとつのポイントになるだろう。

とはいえ、いままでの経験や考えによって無意識につくられてしまった枠はだれもがもっていて、それはもうしかたがないものだ。

その枠は、人生や経験の中でつくりあげてきたもので、その人の個性や人柄、物差しや基準になるわけだから、枠はあってもいい。ただ、必要なときには意識してそれをはずせることが大切だ。

(注)とらわれる:ここでは、こだわりすぎる

想像力を鍛えることについて、筆者はどのように考えているか。
どっかい
3 経験からつくられた枠を取り除けることが大切だ。
47
本文

人間の最も根源的な欲求から生まれる住まいとは、そこに住む人々の生活や気候風土の違いがそのままに表れる土着の(注)ものでした。世界各地にある土着の住まいを眺めてみると、ときに驚くような表現のものもあり、改めて人間の生活の多様な在り方に気づかされます。それらは現代的価値観からすると確かに前近代的で非合理なものに見えるかもしれません。しかし、私はそこに人々の生きること、住まうことへの欲求の切実さ故の力強さと、現代の私達の住環境にはない素朴な豊かさを感じるのです。

(注)土着の:その土地に根づいている

筆者の考えに合うのはどれか。
どっかい
2 その土地にもとからある住まいには、人間本来の欲求が表れている。
48
本文

労働はモノをつくり出すために体に労苦(注1)を強いるので、苦しい部分を併せ持っています。ただ、その活動を通じて社会とのつながりを感じることができれば喜びにも転化します(注2)。そんな喜びの部分を削り取られ、苦役(注3)だけが残る状態が広がっている現実を、どう食い止めていくかは大きな課題です。喜びを感じられない働き方なのに「働くことは喜びだ!」と建前で押し切ろうとしたり、「働くのが怖い」と背中を向けたりの二者択一でなく、苦しさと喜びのバランスの回復を求めて、働き方の改善を求めていくことが必要です。

(注1)労苦:ここでは、負担

(注2)転化する:変わる

(注3)苦役:苦しくつらい労働

この文章で筆者が言いたいことは何か。
どっかい
4 苦しさを受け止めつつ、喜びが感じられるような働き方を目指すべきだ。
49
本文

情報化社会では、その情報化が進めば進むほど、買い手は商品選択において困るというジレンマをかかえてしまう。企業情報や商品情報が増えると、その実態を推し量る(注)ことが難しくなるので、大量の情報を包括する代表的な名前や記号やスローガンによってその優劣を判断し、それらを手がかりに選択のリスクを軽減しようとする。この記号にあたるものがブランドで、ブランド戦略が注目を浴びてきた背景には、情報社会の進展がある。

(注)推し量る:推測する

情報化社会におけるブランドについて、筆者はどのように述べているか。
どっかい
3 買い手が商品を選択する際の判断材料になっている。
問題9 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
50
本文

ここ数年はクマがヒトの領分(注1)に入りこんでトラブルになることが多くなった。

人里(注2)にクマが出没する原因を餌不足に求める報道が多かったように思うが、ブナ(注3)に代表される奥山の種子生産の豊凶(注4)は昔からあるできごとで、奥山での食物不足を毎年のクマ出没の主因に当てはめるのには無理があるように思う。奥山でのクマ同士の力関係で、弱いクマが餌を求めて人里に出てきているという見方もあったが、人里で捕らえられたクマの栄養状態を調べると、かならずしも力の弱いクマが人里に降りてきているとは言えないようだ。奥山に十分な餌があっても人里に降りてきたり、人里の作物の収穫時期に合わせて山から下りてくる話を聞いていると、奥山よりも効率よく餌を得られる人里へ、力の強いクマが降りている様子が想像できる。奥山の動物たちの動きに変化が見られるようだ。それはクマだけでなくカモシカやシカを含めた野生動物全般に広がる変化である。

(中略)

クマをはじめとする野生動物が、人里に「おいしい」食べ物があることを知るのは、山里においしい食べ物をゴミとして捨てたヒトがいるからである。キャンプやバーベキューの後に放置されたゴミや、里山や人里近い山林に捨てられたゴミは、しばしば野生動物の食物になる。そして彼らは学習する。ヒトの捨てたゴミは「おいしい」と。学習した野生動物たちは、人里近くでゴミによって餌付けされ(注5)、人里内部へ入りこんでくるのである。野生動物が人里に出没するのは、人間が彼らを誘導している側面がある。

(注1)領分:領域

(注2)人里:ここでは、山に近い村

(注3)ブナ:森の木の一種

(注4)豊凶:豊作と凶作

(注5)餌付けする:ここでは、人になれさせる

無理があるように思うのはなぜか。
どっかい
3 クマの餌になる種子の凶作はこれまでもあったから
51
筆者によると、クマが山から降りてくるのはなぜか。
どっかい
2 人里のほうが好みの餌が容易に得られるから
52
筆者の考えに合うのはどれか。
どっかい
2 野生動物の行動の変化は、人間の行為に原因がある。
53
本文

以下は、歴史を研究する人に向けて書かれた文章である。

私たちが生きている現在でも、ちょっと過ぎれば時間的には過去となる。では、少し前の自分の経験がどういう状態であったのだろうか、という場面を、記憶や資料をもとに正確に再現することはできるであろうか。全体について漏れなくすることは、どうあがいても(注1)できない。(中略)過去を生きた人たちの喜びや楽しみにしても、苦労や苦しみにしても、正確にはわれわれはそのごく一面しか推察できないのだ、という限界についての謙虚な自戒が、歴史を問うにはまず必要だと私は考えている。

そのうえで、現在を生きている人間が、ある問題について関心をもって問いかけるとき、はじめて歴史像を描く道への出発点ができる。そうやって問いかけがあってはじめて、なにを史資料として利用できるであろうか、というつぎのステップの問いへと続いてゆく。あるいは過去からの遺物に接して興味をそそられ、そこから歴史への扉が開かれる、という場合もあるかもしれない。いずれにしても、そうした問いがあって、ある文字表象(注2)や物体が史料ないし資料としての価値を帯びるのである。

そうした手続きを踏むことによって、われわれは、歴史像の構築へと歩みだす。描かれる歴史像は、過去の実態そのものではない。タイムマシーンは残念ながらないのであるから、そこには、歴史を問う者によって再構築された過去の一面についての像があるのみである。そこにあるのは、現在を生きる者によってなされた解釈の結果としての歴史像である。したがって、歴史像の再解釈ということは、つねにありうることといわなければならない。

(注1)どうあがいても:ここでは、どんなに頑張っても

(注2)文字表象:文字で書いてあるもの

筆者によると、歴史を研究する人はまずどうすべきか。
どっかい
1 過去は一部しか把握できないと自覚しなければならない。
54
そうした手続きを踏むとはどうすることか。
どっかい
4 興味を抱いた問題について問いかけ、文字表象や物体を見る。
55
歴史像について、筆者の考えに合うのはどれか。
どっかい
4 異なる解釈によって再構築される可能性がある。
56
本文

近代的な社会革命は、ひとがたまたまどのような社会の場所に生まれ落ちたかという偶然によってそのひとの人生のほとんどが決まってしまうような生き方というものを否定し、家柄とか階層とか性とか民族とかの出自によって差別されない社会を構築することをめざしてきた。言ってみれば、出自をめぐる偶然的条件を度外視して、みなが社会の同じスタートラインにつく、そして学校という場所で、生きるのに最低限必要な基礎的な知識と技能とを学ぶ、そのうえで、その後この社会において個人として何をなしとげるかでそのひとの価値と人生のかたちが決まってくるという、そういう社会をめざした。理念として言えば、出自の偶然な条件に左右されることなく、ひとは何にでもなれる、そういう自由な世界をめざしたのである。そういうなかで、子どもの愛護、婦人の政治参加、もろもろの(注)差別の撤廃などの政策に取り組んできた。

けれども、何にでもなれるということは、あらかじめ何も決まっていないということ、決定的なものはないということである。裏を返して言えば、何にでもなれるというのは、自分がしたいことが見えないかぎり、何にもなれないということでもある。そのような意味で、自分がここにいることに理由が必要になった時代、自分が存在することの意味を自分で見いださなければならない時代にわたしたちは生きている。ひとびとが自分が「やりたい」ことをみずからに問わざるをえないのも、そうした時代のなかにあるからである。

(注)もろもろの:いろいろな

近代的な社会革命はどのような社会をめざしたか。
どっかい
4 誰にでも可能性が平等に与えられる社会
57
自分が「やりたい」ことをみずからに問わざるをえないのは、なぜか。
どっかい
3 自分の存在価値は自分で明らかにしなければならないから
N1 — Juli 2019
4
読解 (長文・統合・情報検索)
Dokkai — Bacaan Panjang & Info (Soal 58–69)
問題10 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
58
本文

シアノバクテリアと藻類が誕生し、地球上を酸素で満たすまでには20億年以上の時間を要したのに対し、現代人が地球環境を大きく変えるようになったのは、たかだかここ100〜200年のことである。光合成生物が大気環境を変えるのに費やした時間と比べると、人間が環境を変えた時間はあっという間といえる。そのため、大昔の非常にゆっくりとした大気環境の変化は、当時の生物たちには適応するのに十分な時間があったが、今の急速な環境変化には、多くの生物種が適応できずに絶滅する可能性が高いかもしれない。そのため、人間は①大きな問題を起こしているのだ、という人もいるだろう。

ところが、地球の長い歴史の中では、人類の活動よりも短時間で地球環境を大きく変え、生態系を非常に大きく攪乱した事件があった。今から6500万年前の中生代白亜紀末の大隕石の衝突である。これにより飛び散った破砕物が大気中で浮遊し(注1)、太陽光の地上への到達を妨げたといわれている。それが植物による光合成を強く抑え、また地上の寒冷化を引き起こしたと考えられている。そしてこのとき、当時優占していた(注2)恐竜をはじめ、多くの生物が絶滅することになった。ところが、これほど急激で大きな生態系の攪乱に直面しても、生き残ったものがいた。そして、その生物たちは、新たにつくられた環境に適応しながら、多様な生態系をつくってきたのである。

②このことを考えると、生物というものはとてもタフで、打たれ強いものであることがわかる。すると、今、人類が強い力で地球環境を変えて生態系を大きく攪乱しても、人類は滅びるかもしれないが、その急激に変化する環境をうまく生き抜き、新たにつくられた環境の中で繁栄する生物が必ず出てくるに違いない。そして、生物がそこに存在することができれば、そこには生物たちの相互関係が生まれ、食物連鎖がつくられ、きちんと機能する生態系がつくられるのである。そして、その新しい生態系をつくっている生物たちの中には、「大昔、ヒトという生物がいて、彼らは我々が住みやすい地球環境をつくってくれたとてもありがたい生物だったんだよ」と、子孫に語り継いでいるものもいるかもしれない。

このように考えると、生態系の善し悪しを考えるときには、誰を中心にするか、いつを基準とするのかによって評価が大きく変わることがわかる。したがって、議論をするときには、その基準を決めなければならないだろう。

(注1)浮遊する:浮かび漂う

(注2)優占している:ここでは、数が多い

①大きな問題とはどのような問題か。
どっかい
3 急速な環境変化を起こして、多くの生物種を絶滅させかねないこと
59
②このこととは何か。
どっかい
1 多くの生物が滅びる事態が起きても、耐えうる生物種がいたこと
60
人類が滅びた場合の生態系について、筆者はどのように考えているか。
どっかい
4 新たに繁栄する生物種が現れる。
61
生態系について、筆者の考えに合うのはどれか。
どっかい
1 人間中心の見方とは別の視点で評価することもできる。
問題11 次のAとBの文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
62
本文

A

優れた人は決断に迷うものです。決めるために必要な情報をたくさん持っていたり、決めた結果について多岐にわたる予測を立てたりするからです。

「決める力」のある人とは、たくさんの情報を合理的に利用して、最善の結果を予測できる人のことです。潔くパッと決める人は決断力のある人にみえますが、軽率な判断で最悪の結果を招いたのでは決める力があるとはいえません。また、じっくり考えて決める人は慎重な人にみえますが、ただ迷っているだけでは良い結果が得られないでしょう。

(中略)

どうすれば「決める力」のある人になれるのでしょう。身近な仲間の意見はどれも大差がないので話半分に(注)聞いておき、専門性や価値観の違うたくさんの人の意見を集約して整理します。その上で、自分一人で最終的な決断をするのが「決める力」のある人のやり方です。

B

情報があふれる現代では、選択肢が多すぎてなかなか決断ができないという状況に陥りやすい。最善の結果を得ようと情報を探せば探すほどリスクの可能性を知り、迷い、検討を繰り返しているうちに決断がどんどん遅れてしまう。しかしどのような決断にも負の面は必ずある。だから時間をかけすぎるよりも、失敗を恐れず迅速に決断していく人のほうが「決める力」がある人だと言える。

しかし、早さが必要だといっても、適切な判断ができなければ意味がない。早く適切な決断ができるようになるには、瞬時に自身とは違う見方を検討し、客観的な判断ができなければならない。日頃からさまざまな価値観に触れ、多角的に物事をとらえられるようになることが必要だ。

(注)話半分に:ここでは、事実は全体の半分ぐらいだという気持ちで

「決める力」のある人について、AとBはどのように述べているか。
どっかい
3 Aは迷いすぎることなく適切に判断できると述べ、Bは素早く決断できると述べている。
63
「決める力」のある人になるために必要なことについて、AとBの認識で共通していることは何か。
どっかい
2 複数の視点から問題を検討することが大切だ。
問題12 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
64
本文

なんであれ無我夢中になって時間を忘れるような体験は、誰にとっても奇跡のような時間である。そんな奇跡を可能にするものこそ、実は「独り」の時間なのである。現実世界の他者との接点が完全になくなり、日常のあれやこれやが背景に没する(注1)とき、人は自由の翼を羽ばたかせる。

しかし、現実のもろもろ(注2)が想像力や感性を邪魔しているかぎり、そうした無限といってよい自由はやってこない。ヒマで死にそうな人にも、あの、わくわくする自由は訪れない。①あの自由を取り戻すためには、周囲の人たちとのつながりを完全に忘れてしまわなければならない。あるいは、つながりを完全に絶ってまでも、そこに没入したい(注3)世界が存在しなければならないということである。

独りは、「ひとりぼっち」である。孤独であり、寄る辺ない(注4)状態だ。中学生のなかには──もちろん高校生や大学生のなかにも──、ひとりぼっちになるのが怖くて、電話機から離れられない人も多い。一瞬でもスマホ(注5)を手放すのが怖くて仕方がない人たちのことを聞くと、私は「かわいそうだな」と思う。彼らは人とのつながりがなくなり、ひとりぼっちの深みに沈むのが怖くてたまらないのだ。たぶん、彼ら・彼女たちは孤独の効用を知らないし、ひとりぼっちゆえの自由も知らない。孤独になるところから始まる創造的な時間の使い方もまったく知らない。だから、彼ら・彼女たちにとって、孤独はきっと闇のように暗くて深いのだ。

そんな、②かわいそうな子どもたちをどうすれば助けてあげられるだろうか。独りを恐れてはならないと言ってあげるべきだろうか、独りになることは怖くないと言っても、きっと彼ら・彼女たちには通じない。たぶん、その恐れているものこそ最も貴い宝なのだと教えてくれる何かに出会うことが必要なのだ。孤独が闇ではなく、光であり、途方もない創造性の源泉であることを知る機会さえあればいい。多くの人々を感動させてきた文学作品や、感嘆の声を上げるしかない美術作品の数々。それらは原稿用紙に向かい、キャンバスと向き合った孤独者たちの手から生まれたものだ。(中略)もちろん、孤独でありさえすれば③偉大な作品が生まれるわけではない。孤独は創造性にとって十分条件ではなく、必要条件なのだ。だから、いきなり深遠な思索やらオリジナルな発想やらがどうして生まれるのか、と開かれても、答えようがない。しかしそういう傑作が生まれ落ちた素地(注6)にあるのが「独り」の状態だということは知っておくべきだろう。

孤独に対して、あまりよくないイメージがあるなら、そのイメージを払拭し、ポジティヴな(注7)イメージに転換しておかなければならない。孤独は創造の源泉であり、夢中になれる悦ばしい時間の素地である。

(注1)背景に没する:ここでは、意識されなくなる

(注2)もろもろ:さまざまなこと

(注3)没入する:熱中する

(注4)寄る辺ない:頼るものがない

(注5)スマホ:コンピュータの機能を持っている携帯電話。スマートフォン

(注6)素地:もと

(注7)ポジティヴな:肯定的な

①あの自由とはどのような状態か。
どっかい
4 夢中になって時間を忘れるような状態
65
②かわいそうな子どもたちとあるが、何がかわいそうなのか。
どっかい
1 ひとりぼっちを怖がっていること
66
③偉大な作品について、筆者が述べていることに合うのはどれか。
どっかい
2 孤独な状態がなければ、偉大な作品は生まれない。
67
筆者が言いたいことは何か。
どっかい
2 孤独は創造力を生み出すための貴い機会だ。
問題13 右のページは、ある博物館の催し物のお知らせである。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
68
本文

【9月の県立歴史博物館催し物のお知らせ】

A 特別講座「古文書から青井市を知ろう」(全2回)

◇定員 各回50名 ◇会場 2階 研修室1

◇日時 ①9月7日(土) ②9月14日(土) 14:00〜16:00

◇受講料 全2回1,800円 ※1回のみの受講可、1回1,000円

B 体験教室「武士の茶道」

◇定員 20名 ◇会場 茶室

◇日時 9月6日(金) 9:50〜12:00 ◇参加費 500円

C 市内建築めぐり「江戸時代の建築」

◇定員 20名 ◇見学先 旧杉下邸、旧前岩邸など

◇日時 9月1日(日)県立歴史博物館9:30集合。12:30頃戻り、解散。

◇参加費 1,500円

◇その他 14:00より、希望者を対象に、当館で開催中の特別展「江戸末期の建築」の解説を行います(約30分)。ご希望の方は当日お申し出ください。(別途、入館チケットをご購入ください。)

◆7月開催の特別講座 再募集!

D 特別講座「白船山遺跡発掘の歴史」(全2回)

◇募集人数 各回若干名 ◇会場 2階 研修室1

◇日時 ①7月20日(土) ②7月27日(土) 14:00〜16:00

◇受講料 全2回1,800円 ※1回のみの受講可、1回1,000円

【申込方法】

A〜C:往復はがきに住所・氏名・電話番号・希望する催し物名(複数回開催の催し物は希望回)を明記の上、下記宛先へお送りください。お申し込みが定員を超えた場合は抽選となります。

締切:7月19日(金)必着

D:電話でのみ受け付けます。ご連絡の時点で定員に達していた場合、受講をお断りすることもございます。

締切:各回の3日前

【受講料・参加費】

A、C:開催日の1週間前までにお支払いください。詳細は、お申し込みの結果をお知らせする返信はがきでご案内します。

B、D:当日会場にてお支払いください。

〒027-3351 青井市本町6-43 県立歴史博物館事務室企画普及課

お問合せ・お申込先:019-160-0224(平日8:30〜17:00受付)

ロンさんは、市内建築めぐり「江戸時代の建築」に参加したいと思っている。ロンさんが留意しなければならないことはどれか。
どっかい
4 参加が決まったら、開催日の1週間前までに参加費を支払う必要がある。
69
アグネスさんは7月の特別講座「白船山遺跡発掘の歴史」の再募集に申し込もうと考えている。7月27日の回を希望しているが、どのように申し込まなければならないか。また、受講できることになった場合、受講料の支払いはどうすればよいか。
どっかい
1 7月24日までに電話で申し込み、当日1,000円を会場で支払う。
N1 — Juli 2019
5
聴解
Chokai (Listening)
問題1 問題1では、まず質問を聞いてください。それから話を聞いて、問題用紙の1から4の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1
花屋で、女の人と店員が話しています。女の人は、これから何をしますか。
ちょうかい
2 植物にひりょうを与える
2
会社で、女の人と男の人が話しています。男の人は、この後すぐ、何をしなければなりませんか。
ちょうかい
2 かくにんが必要な書類を持ってくる
3
大学で、女の学生と男の学生が話しています。男の学生は大学祭の準備として、明日、まず何をしなければなりませんか。
ちょうかい
1 ミーティングの進行をする
4
会社で男の人と女の人が話しています。女の人はこの後、まず、何をしますか。
ちょうかい
3 ちらしに修正のシールをはる
5
女の人と男の人が話しています。女の人は家で使用しているヒーターについて、まず、何をしますか。
ちょうかい
2 タイマーの設定をかくにんする
6
大学の日本語のクラスで先生が話しています。学生は今週中に何をしなければなりませんか。
ちょうかい
2 店と取材の約束をする
問題2 問題2では、まず質問を聞いてください。そのあと、問題用紙のせんたくしを読んでください。読む時間があります。それから話を聞いて、問題用紙の1から4の中から、最もよいものを一つ選らんでください。
1
会社で女の人と男の人が話しています。男の人はどうして今副業をしていませんか。
ちょうかい
4 やりたいことが決まっていないから
2
農業組合の女の人と男の人が話しています。二人はみかんの販売についてどんな提案をすることにしましたか。
ちょうかい
3 加工用として業者に販売する
3
男の人と女の人が車の新しいタイプのタイヤについて話しています。男の人はこのタイヤのどんな点がまだ問題だと言っていますか。
ちょうかい
2 強度が弱いこと
4
大学で女の学生と男の学生が話しています。男の学生は何をするべきだったと言っていますか。
ちょうかい
1 主張を支持する資料を集めるべきだった
5
ある町の集まりで議員が話しています。議員は地域の特産品プロジェクトにおいて、何が一番重要だと言っていますか。
ちょうかい
4 地元の人と行政が特産品の価値を共有すること
Penjelasan
議員は「地元の産業の担い手のみなさんと、特産品がもたらすメリットを共有してこそ、良い特産品が生まれ、それが地域活性化になるのです」と述べており、行政と地元の人が価値を共有することを最も重要だとしている。
6
テレビでアナウンサーが東電機という会社について話しています。アナウンサーは東電機の何について話していますか。
ちょうかい
3 パソコン事業の方針転換
問題3 問題3では、問題用紙に何も印刷されていません。この問題は、全体としてどんな内容かを聞く問題です。話の前に質問はありません。まず話を聞いてください。それから、しつもんとせんたくしを聞いて、1から4の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1
大学の先生が授業で話しています。先生は何について話していますか。
ちょうかい
3 外国語を学ぶことの意味
2
留守番電話に、自動車の修理会社の人からメッセージが入っています。このメッセージで言いたいことは何ですか。
ちょうかい
3 車の修理完了が予定より遅れる。
3
テレビで、レポーターが市役所の男の人にインタビューしています。男の人は何について話していますか。
ちょうかい
2 川田市に移住する人のための支援策
4
市民講座で講師が話しています。講師は何について話していますか。
ちょうかい
1 食品ロスを防ぐための企業の努力
5
講演会で男の人が話しています。男の人は何について話していますか。
ちょうかい
2 林業における人材確保の必要性
6
テレビでアナウンサーが東電機という会社について話しています。アナウンサーは東電機の何について話していますか。
ちょうかい
3 パソコン事業の方針転換
問題4 問題4では、問題用紙に何も印刷されていません。まず文を聞いてください。それから、それに対する返事を聞いて、1から3の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1
女:ああ、藤田監督の五年ぶりの映画、公開待ち遠しいよね。
ちょうかい
2 そうだね。早く見たいね。
2
男:営業部に新しく入った山田君って能力もさることながら、努力家だよね。
ちょうかい
1 うん、優秀だし、本当に頑張ってるよね。
3
男:先生、明日のリーさんの送別会、最後に一言頂戴したいんですが。
ちょうかい
1 2、3分でいいですか。
4
女:先輩、去年の消費者アンケート見当たりません。この部屋の棚という棚を探したんですが。
ちょうかい
2 そう。念のため、隣の部屋も確認してくれる?
5
男:昨日のテニスの決勝、見ていて、手に汗握る試合だったね。
ちょうかい
3 本当、ハラハラしたね。
6
女:黒田さん、この資料、印刷する前に見せてって私言ったじゃないですか。
ちょうかい
1 申し訳ありません。うっかりしてました。
7
女:この前買った新しいソファー、なんか部屋にしっくりこないんだ。
ちょうかい
2 雰囲気に合わないってこと?
8
男:新しいサービスの提案書、一緒に案を練ってもらったけど、会議で没になったよ。
ちょうかい
2 何が問題だったんでしょうか。
9
男:貸してくれたDVD見たよ。最後の結末には意表を突かれたよ。
ちょうかい
2 予想外の展開だったでしょう。
10
男:出張で泊まったホテル、ネットの口コミを見る限りでは、評判よかったんだけどね。
ちょうかい
3 そう。ネットの口コミってあてにならないよね。
11
男:同窓会で幹事をやらされる羽目になっちゃったよ。
ちょうかい
1 大変だろうけど、いい経験になると思うよ。
12
女:今回の取引先との交渉、森田課長が助けてくれなければ成立しなかったよね。
ちょうかい
1 課長って頼りになるよね。
13
女:中野さん、一人で旅行に行くって聞いたけど、行き慣れたところでも用心するに越したことはないよ。
ちょうかい
3 ありがとうございます。油断しないようにします。
問題5 問題5では長めの話を聞きます。この問題には練習はありません。メモをとってもかまいません。
1
電話で翻訳会社の人と男の人が話しています。質問:男の人はどのプランに申し込みますか。
ちょうかい
3 安心プラン
2
パン屋で店長と店員二人が話しています。質問:この店ではどうすることにしましたか。
ちょうかい
1 パンを並べるテーブルを小さいものに変える
3
会社の研修で講師が話しています。それから男の人と女の人が話しています。それぞれ問題用紙の1から4の中から、最もよいものを一つ選んでください。
質問1:男の人は今回のチームにどのタイプの人が必要だと言っていますか。
ちょうかい
2 タイプ2
3b
質問2:女の人は今回のチームにどのタイプの人が必要だと言っていますか。
ちょうかい
4 タイプ4