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JLPT N1 — Juli 2014
107 soal 言語知識(文字・語彙・文法)・読解・聴解 lengkap dengan kunci jawaban.
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N1 — Juli 2014
1
文字・語彙
Mojigoi (Kanji & Kosakata) (Soal 1–25)
問題1 __の言葉の読み方として最も良いものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
1
今回の大会では、若手の躍進が目立った。
もじ
1 やくしん
2
計画をきちんと遂行することが大切だ。
もじ
2 すいこう
3
作者の思いがこの一言に凝縮されている。
もじ
4 ぎょうしゅく
4
どの親もわが子が健やかに育つことを願っている。
もじ
3 すこやか
5
このセンターは、日本のがん研究の中枢を担っている。
もじ
2 ちゅうすう
6
介護制度の整備が遅れているという事実は否めないだろう。
もじ
1 いなめない
問題2 ( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
7
雨の降らない日がこれ以上続けば、農業に影響するだけでなく、日常生活にも( )を来すおそれがある。
もじ
3 支障
8
その空き地には、( )量のごみが捨てられて、山のようになっていた。
もじ
4 おびただしい
9
この歌手は若者の間で( )な人気を誇っている。
もじ
1 絶大
10
話し合いは平行線を( )、結局一致点を見いだせなかった。
もじ
2 たどり
11
弊社の採用試験では、筆記試験よりも面接に( )を置いています。
もじ
1 ウエイト
12
当選した林氏は取材に対して、今回の選挙は終盤まで( )を許さない厳しい戦いだったと語った。
もじ
4 予断
13
田中さんはいつも手際よく( )仕事を進めている。
もじ
3 てきぱきと
問題3 __の言葉に意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
14
ユーザー登録済みのお客様は、このサービスが無償で受けられます。
もじ
1 ただで
15
最近、山本さんは新しい仕事に打ち込んでいるらしい。
もじ
4 熱心に取り組んでいる
16
できればもう少しストレートに言ってほしかったです。
もじ
2 率直に
17
駅前に巨大スーパーができたらお手上げだ。
もじ
2 どうしようもない
18
この一年で収益は格段に増えている。
もじ
3 大幅に
19
操作方法はいたって簡単でした。
もじ
3 非常に
問題4 次の言葉の使い方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
20
一律
もじ
4 すべての経費を一律に削減するのではなく、無駄なものから減らせばよい。
21
はがす
もじ
3 友人へのプレゼントにするので、値段のシールをはがしておいた。
22
心構え
もじ
1 金銭トラブルに遭わないようにするには、日ごろの心構えが大切だ。
23
損なう
もじ
2 度重なる発送ミスなどがもとで、顧客との信頼関係を損なってしまった。
24
しがみつく
もじ
1 子どもは泣きながら母親の足にしがみついて離れようとしなかった。
25
工面
もじ
4 なんとか資金を工面して、ついに自分の店を持つことができた。
N1 — Juli 2014
2
文法
Bunpou (Tata Bahasa) (Soal 26–45)
問題5 次の文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
26
父は仕事が生きがいで、定年後も( )かぎりは働きたいと言っている。
ぶんぽう
4 働ける
27
周囲からどのような批判を( )、自らの考えを最後まで貫くべきだ。
ぶんぽう
3 浴びようとも
28
テニスの木村健一選手は、おととしの全日本大会優勝( )、競技から離れていたが、昨日、正式に引退を表明した。
ぶんぽう
1 を最後に
29
部下「課長、W社から納期を一週間早めてほしいという連絡があったんですが。」
課長「え、納期の日程を設定したのはあっちだろう。( )、納期まで2週間の今になって、早めろと言うなんて勝手過ぎる。どういうことなんだ。」
ぶんぽう
1 実は
30
母「たかし、宿題は終わったの?」
たかし「まだ終わってない。今日の宿題、難しくて、全然( )。」
ぶんぽう
1 わかんないんだもん
31
新市長に当選した上田氏は「選挙中に掲げた政策を、市長として私自らが先頭に立って実行して( )。」と決意を述べた。
ぶんぽう
1 まいります
32
最先端の実験設備を持ったABC研究所の研究施設は、日本一( )だろう。
ぶんぽう
4 といっても過言ではない
33
課題の締め切り前になると、もっと時間があればと思うが、( )、きっと遊んでしまうのだろうとも思う。
ぶんぽう
2 あったらあったで
34
子供サッカー教室に、プロサッカー選手の上田幸太が参加した。上田選手が来ることは参加者には( )、突然の登場にみんな驚いていた。
ぶんぽう
2 知らされておらず
35
今回の最優秀作品に対して、審査員たちは、「こんな瞬間を写真に収めることができたなんて、まさに奇跡( )」と絶賛している。
ぶんぽう
3 としか言いようがない
問題6 次の文の_★_に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
36
A「おとといは大雨、昨日は車のパンク。旅行に来てからトラブル続きで嫌になるよね。」
B「本当だよ。最終日の____★____。」
ぶんぽう
4 起きません
37
うちの娘は、なぜあんなに買い物に時間がかかるのか。ブラウス____★____、全くあきれてしまった。
ぶんぽう
1 4時間もかかる
38
この仕事をすべて____★____無理だ。
ぶんぽう
2 新入社員の田中さん
39
最近、運動不足だ。何しろ外出____★____、あとは朝から晩まで家にいるという生活なのだ。
ぶんぽう
3 程度の
40
X交通のバス路線が一部廃止される問題で、会社側から地域住民に対し、路線を廃止する____★____について、説明がなされた。
ぶんぽう
1 及び
問題7 次の文章を読んで、文章全体の趣旨を踏まえて、(41)から(45)の中に入る最もよいものを、1、2、3、4から一つ選びなさい。
41
これがおもしろいんだ!

毎年夏になると自宅の書斎で、自分が作ったものがたりを語る会をしている。
自宅のある山梨県の小淵沢は高原で涼しいし、参加自由だし、というわけで大勢の大人や子どもが連日来てくれる。
去年の夏のこと。近くの別荘からおばあさんといっしょにしょっちゅう通ってくる小二(注1)の男の子がいた。とてもお話好きらしい。
だから、その子が来ると、ぼくも考えて、初めての話をするようにしていた。
ところが、それが重なるとだんだんこちらも手持ちの話がなくなってくる。ないわけではないけれど、今年の新作は限られているし、他の人にも新作を聞いてもらいたい。
( 41 )、来てくれた人を見渡して、その男の子にだけもう一度同じ話を聞くことを我慢してもらえば、他の人におもしろい話ができることに気がついた。
そこで、彼には悪いなあと思いつつ、「八ヶ岳の霧という話をします」ときりだした。
すると、男の子は顔面をくしゃくしゃにして、( 42 )。「これがおもしろいんだ!」
そのとたんにぼくは悟った。
ぼくは彼を見くびって(注2)いた。
同じ話をして、( 43 )。
お話を聞き慣れていない子は知っている話にぶつかったとき、「あ、それ、知ってる!」という言い方で終わりにする。
あらすじを知ることがお話を知ることだと思い、すべて知っていくだけなのだ。
でも、( 44 )は違った。
お話で大切なのはあらすじではない。
あのいいまわし、あの呼吸、あのどきどき感、あのばかばかしさ。それを何度でも味わうことなのだ。だから落語好きは知っている話を聞くために何度でも寄席(注3)に通う。
あとから同じ道を歩いてくる、いい仲間に( 45 )。
ぶんぽう
2 そんな日には
42
(本文参照:問題41の文章、空欄42)
ぶんぽう
2 嬉しそうにこういった
43
(本文参照:問題41の文章、空欄43)
ぶんぽう
2 果たしてよかったのだろうか
44
(本文参照:問題41の文章、空欄44)
ぶんぽう
1
45
(本文参照:問題41の文章、空欄45)
ぶんぽう
2 出会えたと思った
N1 — Juli 2014
3
読解 (短文・中文)
Dokkai — Bacaan Pendek & Sedang (Soal 46–58)
問題8 次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに答えとして最もよいもの、1、2、3、4から一つ選びなさい。
46
本文

以下は、ある法律相談会に申し込んだ人に送られてきたメールである。

北原健二様

RST法律事務所の田中良平と申します。

昨日、当事務所の「無料法律相談会」にメールにてお申し込みいただきましたが、ご予約は電話のみとさせていただいております。お手数をおかけいたしますが、再度お電話にてお申し込みくださいますようお願いいたします。その際、ご相談内容についての簡単な質問をさせていただきますのでご了承ください。

なお、平日夜の時間帯は大変込み合いますので、お早めにお申し込みくださいますようお願いいたします。

RST法律事務所 田中良平
電話:031-234-5544(平日10〜17時)
メールアドレス:rtanaka@rst-houritsu.co.jp
ホームページ:http://www.rst-houritsu.net/consult/html

このメールで最も伝えたいことは何か。
どっかい
2 申し込み方法が間違っているので、改めて申し込みをしてほしい。
47
本文

井上ひさし(注1)さんが、「エッセイとはすなわち、自慢話である」といったことを書いていらしたのを、以前読んだことがありますが、私はその文を一読した瞬間、「あああっ!」と叫んで赤面(注2)したのでした。

エッセイ=自慢、とはまさにその通り。エッセイを書く仕事をしている私は、心のどこかでそのことを感じつつ、気付かない努力をしていた気がする。

しかしそのようにズバリ言われると、「私は今まで、自慢話によって、口を糊して(注3)きたのだなぁ」ということが、明確に理解できるのです。

(注1)井上ひさし:日本の小説家 (注2)赤面する:顔が赤くなる (注3)口を糊する:ここでは、生計を立てる

筆者が「ああっ!」と叫んだのはなぜか。
どっかい
3 意識しないようにしていた自身の思いを指摘されたから
48
本文

人間の社会的な日常生活は、無数の暗黙の約束を相互に共有することで成り立っています。暗黙というのは、そうした約束が明瞭に意識されたり、どこかにはっきり書かれているわけではないということです。習慣化し、なかば無意識的に守られている社会的な約束事の海に、共に浸かっているから、われわれはこの世界の中に安心して毎日生きていられるのであり、これから何が起きるのか、自分はどう行動したらよいのか、一々思い悩まずにいられるわけです。

思い悩まずにいられるとあるが、なぜか。
どっかい
1 習慣化された社会共通の約束事があるから
49
本文

白色度というのは物理的な指標であって感受性の指標ではない。したがって白色度が高いというだけでは白は印象づけられないのである。咲き乱れる花々の印象は真っ白でも、その背後にコピー用紙程度の紙を置いてみると、花そのものの白は紙の白さほどではないことに気付く。花弁(注1)は淡い色を含み水分をたたえた(注2)重たい白である。しかし咲き誇る花々が僕らの心に届けてくる白は鮮烈に白い。

(注1)花弁:花びら (注2)たたえる:ここでは、含む

筆者の考えを表しているのはどれか。
どっかい
3 花の白さの印象は白色度では説明できない。
問題9 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1、2、3、4から一つ選びなさい。
50
本文

市場の製品のほとんどに何らかのマークが付いています。それに気づく人は少数であり、その意味を知ろうとする人は更に少数でしょう。見方によればこれは①市場の健全さの表れです。製品が満足なもので取引がスムーズなら問題は起こらないでしょう。しかし、中には使用者に損害を与えたり危険にさらしたりする製品もあるのが現実です。

成熟した社会では、公共の利益に反する製品を市場から排除するために様々な仕組みと手段が使われていますが、製品に付けられている「適合マーク」もその一つです。これは製品が何らかの基準に適合していることの証明であり、製品の供給者から購入者及び使用者に情報を伝える手段です。適合マークは、業者間の取引における要件として、また、消費者の購入判断を助ける手段として古くから使われてきましたが、それらは主に地域社会のツールであり、意味や使い方は地域社会のルールでした。

この事情は1980年代に一変します。市場のグローバル化により、見知らぬマークを付けた外国製品が各国の市場に溢れたからです。(中略)

適合マークが②本来の機能を果たすには、そのマークが多数の人々に認知され、意味が正しく理解されていることが必要です。また、マークが伝える情報の信頼性を支える適合性評価が適切に行われたことの証拠が必要です。そこで、ISO(国際標準化機構)は1996年に適合マークに関する検討グループを設置し、問題の分析と解決策の検討を開始しました。

①市場の健全さの表れとあるが、何が健全さの表れか。
どっかい
1 製品のマークに無関心な人が多いこと
51
②本来の機能とあるが、どのような機能か。
どっかい
4 消費者に安心できる製品であることを伝え、公共の利益を守る。
52
適合マークについて、検討が必要になったきっかけは何だと筆者は述べているか。
どっかい
3 各国の適合マークが混在して理解しにくくなったこと
53
本文

以下は、ある日本企業の経営者が書いた文章である。

現状維持でいい。そう思った途端、進歩は止まる。外の世界では、絶え間ない進化と発展が続いている。何もせずに同じところにとどまっているのは、じつは最大のリスクなのである。

この国にもう、安全、安心、安定はない。自分は人生をどうしたいのか、会社をどう変えたいのか、この国をどうすべきか……一人ひとりが日本の置かれた現実を直視しながら、志高く毎日を真剣に生きないかぎり、未来も変わらない。

そう言うと多くの日本人は反射的に、次のように思うかもしれない。

(中略)「どうすればいいか、もっと具体的に教えてほしい」

とりあえず「見本」のようなものがないと、何をやったらよいのか、見当がつかないのだろう。

しかし、それぞれが置かれた状況によって、すべきことが異なるのは当然。ある人にとってはプラスのことが、別の人にとってはマイナスにつながることもあるかもしれない。

そもそも私は、ノウハウ本なるものをまったく信用していない。そこに書いてあるのは、過去の成功法則でしかない。それをもとに時代に合致した新しい法則を考えるというのであればまだよいが、過去の成功例をそっくり踏襲して、うまくいくはずがない。

いずれにせよ、情報が瞬時に世界を駆け巡るグローバル時代では、そうした成功法則は、あっという間に陳腐化(注1)してしまう。

ただし、時代が変化しても普通的に通用する「考え方」というものなら、あるかもしれない。もちろんそれにしても、世の趨勢(注2)に影響されないことはない。しかし自らの視点があるかないかで、目の前の風景はまったく変わってくる。

(注1)陳腐化する:ここでは、古くなる (注2)趨勢:動向

何もせずに同じところにとどまっているのがリスクなのは、なぜか。
どっかい
4 周囲の進歩から取り残されるから
54
ノウハウ本あるものをまったく信用していないとあるが、なぜか。
どっかい
3 変化の速い現代においては、過去の成功例は役に立たないから
55
筆者によると、変化する時代を生きていくうえで必要なことは何か。
どっかい
2 自身で主体的に世の中をとらえること
56
本文

ぼくらは、自由という言葉にある重さを感じる。自由と勝手とは似て非なるもので、自由を与えられると、その尊さ故にどう扱っていいかと緊張するのである。そのように教えられたわけではないのだが、その解釈する感性が少なくとも備わっていたということだろう。

日常の仕事のことでもいい、ちょっと思い返すと、①それが実感できる。

②自由におやり下さいと言われると、無邪気に、あるいは無責任に、これは楽だと思えるだろうか。

自由におやり下さいの自由は、あなたの思うままお好きな世界を構築して結構ですという、全幅(注1)の信頼や神の如き好意ではないのである。

もっとつき放している。お手並み(注2)拝見という底意地の悪さもある。だから、言われた側の本心としては、自由にやらせていただけるのですかと、感動のリアクション(注3)を示しながら、実は大して期待していないな、要するにあてにされていないなと思ったりするのである。

それもこれも、自由という言葉の持つ重さと、それを使いこなす困難さを知っているからである。だから、ぼくらは若い時、自由に書いて下さい、自由に解釈して下さい、自由に生きて下さいと言われると、捨てられたような戦慄を覚えた(注4)ものである。

自由に善玉、制約は悪玉だと伝えられているが、制約を示された方が人は安心して生きられるところもあるのである。

(中略)ぼくは、自由を理解し、自由を享受し、自由を主張するためには、無免許であってはならないと思っている。少なくとも許されることと、許されざることの判別が可能な人だけに交付されるべきなのである。

(注1)全幅:最大限 (注2)手並み:技量 (注3)リアクション:反応 (注4)戦慄を覚える:ここでは、ひどく恐ろしいと感じる

①それが実感できるとあるが、何が実感できるのか。
どっかい
1 自由という言葉の重さ
57
②自由におやり下さいと言われると、どのように感じると筆者は述べているか。
どっかい
4 あまり頼りにならないと思われている。
58
この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
どっかい
2 自由の本当の意味がわからなければ、自由を与えられるべきではない
N1 — Juli 2014
4
読解 (長文・統合・情報検索)
Dokkai — Bacaan Panjang & Info (Soal 59–70)
問題10 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から、一つ選びなさい。
59
本文

アジアであれヨーロッパであれ、あるいは、三日であれ1カ月であれ、旅から帰って成田空港(注1)に着く。(中略)

私はいつもバスではなくて列車で家まで帰る。

都心に向かう列車には、旅から帰ってきた人と、これから旅する人たちが乗っている。話している人たちがいても、不思議に静かだ。帰る人の疲れと、旅する人の緊張が混ざり合ったような、ほかの路線ではなかなか味わえない静けさである。

列車がトンネルを出ると、私は窓の外の景色を見る。空港からしばらくは、田園風景が続く。彼方まで続く田んぼは、季節によって一面の緑だったり茶色だったり、はられた水が空を映して青かったりする。山々が、遠くに見えたり近くに迫ってきたりする。冬枯れの景色でも、緑濃い初夏でも、自然の色彩が非常にやわらかいことに毎回あらためて気づかされて、そうして、帰ってきたなあと実感する。

アジアにもヨーロッパにもそれ以外のどこにでも、ゆたかだったそうではなかったりする自然がある。田舎を旅すればむせかえるような(注2)緑のなかを歩くことになる。見慣れた田んぼとそっくりな光景を見ることもある。葉の落ちた木々が針のような枝を空に突き刺す景色に見とれることもある。緑の多い町だ、とか、水墨画(注3)みたいだ、とか、その程度の感想は抱くが、その色彩についてとくべつ何も思わない。

帰ってきて、車窓から景色をみて思うのだ。この国の色彩は本当にやわらかい、と。木々の緑も、四季(注4)に即した山の色も、川も空も。旅先で見てきた木々や空や海といったものが、なんと強烈な色を放っていたのかとこのときになって気づく。

窓の外に緑が少なくなって、次第に家やビルが増えてくる。都心が近づくにつれ、どんどん建物や看板が増えてくる。さっきより「ああ、帰ってきた」がもう少しふくらむ。都心の、空の狭い、ごたついた(注5)風景をきれいだと思ったことは一度もないけれど、でも、帰ってくると毎回近しく(注6)思う。好きとか嫌いではなくて、私に含まれているかのような近しさを覚えるのだ。

先だって、成田空港まで人を迎えにいった。旅のにおいをまだ濃厚に漂わせている人を到着口に迎え、いっしょに列車に乗り込んだ。旅の話を聞きながら、窓の外を眺めていて、ちょっとびっくりした。旅から帰って見る景色とぜんぜん違う。退屈な、見るべきところもない田園風景が広がっているのである。そうか、旅のあとじゃないと、ただの日常の光景なのか。都心が近づいてくる。窓の外に私が見ている光景と、旅から帰ったひとから見ている景色は、まったく違うんだろうなあと思った。

旅というのは、空港に着いたときに終わるのではなくて、周囲の景色が、わざわざ目を凝らすこともない日常に戻ったときに終わるのだと知った。

(注1)成田空港:日本の国際空港 (注2)むせかえるような:ここでは、圧倒されるような (注3)水墨画:墨を使って、白黒の濃淡で描かれた絵 (注4)四季に即する:ここでは、四季によって変わる (注5)ごたつく:ごちゃごちゃする (注6)近しい:ここでは、心理的に近い

帰ってきたなあと実感するのは、どんなときか。
どっかい
2 日本の自然の色合いをあらためて意識したとき
60
外国を旅しているときの、筆者の自然に対する反応はどのようなものか。
どっかい
3 景色にひかれることはあるが、色彩にとくべつな印象は持たない。
61
帰国したときに都心の風景を見て、筆者はどう感じるのか。
どっかい
1 自分の一部であるような親しみを感じる。
62
筆者は、旅というものをどのようにとらえているか。
どっかい
4 旅は、見慣れた風景が再びありふれた日常になるまで続いている。
問題11 次のAとBの文章を読んで、後の問に対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
63
本文

A
子どもたちが社会全般のあらゆる分野に関心を向けようとするとき、まんがはその垣根を低くしてくれる。これは、まんがというメディアの強みだと思う。気軽に手にしたマンガをきっかけに、知的好奇心が刺激されたりすることもあるだろう。正味15分たらずの休み時間、まんがの世界に入り込んでいた子どもたちの横顔を思い出す。まんがならではの魅力があることも確かだ。魅力は堪能してほしいし、強みは学校図書館活性化に利用したい。

まだ人生の入り口ともいえる小学生。彼らを多様なメディアの魅力に出会わせたいという思いと、学校図書館が彼らにとって魅力的な場所であってほしいという思いがある。

だから小学校でも(制約は多くても)選書(注)のアンテナはマンガにもはっておいてほしいと、職を離れたいまも思っているのである。(若葉千佳子『子供の本棚』2007年12月号による)

B
マンガを他の本と区別して考える方向は間違っているといえる。マンガを図書館に置くことによって、子どもは勉強しなくなるという神話から決別すべきである。学校図書館としては、絵本や写真集、童話や物語などの本の読み方を教えるように、マンガやアニメについてもその見方や特性を教えなくてはならないし、そのことを通して適切な学習資料を適切な場面で活用するようになると思われる。(中略)

学校図書館の担当者は、図書購入に際して、直接学習に役立つ図書だけを購入するのでなく、長い目で見て子どもたちの学習や人格形成に役立つ図書も購入するゆとりを持つことが大切である。(渡部康夫『現代の図書館』第192号による)

(注)選書のアンテナを〜にはる:ここでは、本を選ぶために〜に関心を向ける

漫画について、AとBはどのように述べているか。
どっかい
4 Aは子どもの関心を広げるきっかけになると述べ、Bは見方や特性を教えれば子どものためになると述べている。
64
学校図書館に漫画を置くことについて、AとBはどのように述べているか。
どっかい
1 AもBも、他の本と同じように選択肢に含めたほうがよいと述べている。
問題12 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとし最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
65
本文

現代は、「発明は必要の母」となった時代である。あるものが発明されると、企業はさまざまな余分の機能をあたかも必要不可欠とばかり付加して製品を売り込もうとし、人々はその機能がいかにも前から必要であったかのごとく錯覚して購入するからだ。発明が欲望を刺激し、欲望が人々を消費に走らせ、消費が新たな必要性という幻想を生み出すのである。その結果、本来必要でなかったものにまで飢餓感を募らせ、無限に便利さを追い求めるという悪循環に陥る。このように企業の戦略と人々の欲望が結びついて、ひたすら「幸福」を求めようとする構造が①現代という時代を象徴している。ケータイがその典型である。

そんな時代に「幸福」を考えるとすれば、この欲望の連鎖をどこかで断ち切るより仕方がない。いや、発明というような新技術には目を向けず、むしろそれらと縁を切って積極的に時代遅れになるということに「幸福」は求められるのではないだろうか。テレビは置かずにCDでモーツァルトや落語を聞き、パソコンはインターネットに手を出さずワープロ機能だけにする。クルマは持たずに公共交通機関のみを使う。ケータイは家族にしか番号を知らせない。欲望を他者との関係に求めず、自分の内部からの声を汲み上げ、何かを創り出すことのみに時間を使う、そんな生活にこそ「幸福」がありそうな気がする。

むろん、そんな修道僧(注1)のような生き方は現代では②不可能である。電子メールでは誰とでも簡単につながって対話できる。インターネットで買い物をし、ブログ(注2)で自分の意見が自由に出せるのは新しいテクノロジーがあってこそである。テレビからの情報は日常会話に欠かせないし、電話での長話も楽しい。クルマがあればいつでも好きな場所に行ける。パソコンもテレビもケータイもクルマもない生活は考えられず、これら文明の利器(注3)は私たちを誘引(注4)して止まないのだ。③そこに「幸福」はないと実は誰もが知っていても、便利さと効率性を棄てきれないのも私たちなのである。

とすると、どこかで妥協することを考えねばならない。断ち切るところと利用するところを使い分けるのである。私のやり方は比較的単純で、余分な機器を持たず、持っても時間を区切るか場所を限るかして欲望を抑制することだ。(中略)そのようにして生み出された時間を自分のために使うのだ。それが私の「幸福」への接近法なのである。

(池内了『生きのびるための科学』による)

(注1)修道僧:修行中の僧 (注2)ブログ:日記形式のホームページ (注3)利器:便利な器具 (注4)誘引して止まない:ここでは、絶えず引き付けている

①現代という時代とは、どのような時代だと筆者は述べているか。
どっかい
4 企業が次々と新製品を売り込むことで、人々の欲望が膨れ上がっている。
66
②不可能であるとあるが、なぜか。
どっかい
2 人は他者とのつながりを棄てきれないものだから
67
③そこことは何を指しているか。
どっかい
2 便利な機器に囲まれた生活
68
筆者は、どのようにして「幸福」を得ようとしているか。
どっかい
2 機器とのかかわりを制限して得られた時間を、自身のために使う
問題13 右のページは、ある病院のホームページにある健康診断の案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
69
本文

CPJカードのご案内

カードの種類:A(お申し込み資格:30歳以上(注1)/年会費ご本人:10500円、ご家族:お1人1050円/ご利用可能枠:最高500万円/旅行保険国内:最高5000万円/海外:最高8000万円)

カードの種類:B(お申し込み資格:18歳以上29歳以下(注1)/年会費ご本人:3150円、ご家族:お1人420円/ご利用可能枠:最高300万円/旅行保険国内:最高5000万円/海外:最高5000万円)

カードの種類:C(お申し込み資格:18歳以上(注1)/年会費ご本人:2625円、ご家族:お1人420円/ご利用可能枠:最高300万円/旅行保険国内:最高3000万円/海外:最高3000万円)

カードの種類:D(お申し込み資格:18歳以上/年会費ご本人:1050円、ご家族:無料/ご利用可能枠:最高200万円/旅行保険国内:最高2000万円/海外:最高2000万円)

(注1):学生は除きます

お申し込み方法
1、インターネットまたは電話で資料をご請求ください。
2、資料が到着しましたら、入会申し込み書にご記入のうえ、本人確認書類を一緒にご返送ください。(Dカードをお申し込みの方法は、学生証のコピーも同封してください)
3、当社に入会申込書到着後、一か月前後でカードを発行いたします。当社の判断で、ご希望に添えない場合もございます。

本人の確認書類は、次のいずれか1点のコピー(お名前、生年月日、現住所の記載面)をご用意ください。
(1)運転免許をお持ちの方は、必ず運転免許証
(2)運転免許をお持ちでない方は、以下のいずれか1点のコピー
1.パスポート 2.健康保険証 3.住民票 4.在留カードまたは特別永住者証明書

注2 (1)もしくは(2)に書かれた住所と入会申込書の現住所が異なる場合は、現住所が記載されている以下の書類のうち、いずれか1点のコピーを併せてご提出ください。
a.公共料金(電気、ガス、水道のいずれか一つ)の領収書
b.社会保険料(健康保険、年金など)の領収書
c.税金を納めた時の証明書

中西さんは35歳の会社員で、CPJカードを申し込むことにした。中西さんは年会費を5000円以内に抑えたいが、海外旅行の保険はなるべく高額なものがよい。中西さんに最も合っているカードはどれか。
どっかい
3 C
70
会社員の山本さんはCPJカードを申し込むことにした。山本さんは引っ越しをしたばかりのため、運転免許証に書かれた住所と現住所が異なっている。カードを申し込む際、入会申込書のほかに、次のどの書類を提出しなければならないか。
どっかい
4 運転免許証のコピーと先月の水道料金の領収書のコピー
N1 — Juli 2014
5
聴解
Chokai (Listening) (Soal 1–14 (Chokai))
問題1 問題1では、まず質問を聞いてください。それから話を聞いて、問題用紙の1から4の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1
スポーツジムで男の人とインストラクターが話しています。男の人はウォーキングをするとき、これから新たに何に気をつけますか。
ちょうかい
3 足を高く上げること
2
会社で男の人と女の人が話しています。男の人はこの後まず何をしなければなりませんか。
ちょうかい
4 撮影者に連絡を取る
3
市役所で男の職員と女の職員が話しています。女の職員はこの後何をしなければなりませんか。
ちょうかい
1 参加者にメールを送る
4
女の人と引越し会社の人が話しています。女の人は引越しの日までに何をしておかなければなりませんか。
ちょうかい
4 パソコンのデータのバックアップを取る
5
会社で女の人と男の人が話しています。女の人はこの後まず何をしなければなりませんか。
ちょうかい
4 案内状にコメントらんを作る
6
ギター教室で男の人と受付の人が話しています。男の人はこの後すぐ何をしますか。
ちょうかい
1 休会の手続き
問題2 問題2では、まず質問を聞いてください。そのあと、問題用紙のせんたくしを読んでください。読む時間があります。それから話を聞いて、問題用紙の1から4の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1
テレビ番組で女のリポーターと男の人が話しています。男の人は自分の店の客が増えたきっかけは何だと言っていますか。
ちょうかい
1 洋菓子店と共同で商品を作ったこと
2
大学で女の学生と男の学生が話しています。男の学生は卒業論文を書く上で、何が一番たいへんだったと言っていますか。男の学生です。
ちょうかい
3 論文のテーマを決めること
3
会社で、男の人と女の人が話しています。今年の新入社員はどういう人が多いと言っていますか。
ちょうかい
1 指示通りに仕事はするが、積極性に欠ける
4
カフェで男の人と女の人が話しています。男の人が起業するまでに時間がかかった理由は何ですか。
ちょうかい
3 十分な資金が調達できなかったから
5
大学で先生が古い時代のおもちゃの写真を見せながら話しています。先生はこのおもちゃの価値はどのような点にあると言っていますか。
ちょうかい
1 木製にもかかわらず保存状態がよい点
6
ラジオで、社長が会社の労働時間について話しています。この会社が労働時間を短縮した目的は何ですか。
ちょうかい
2 光熱費を削減するため
7
大学の先生が話しています。この先生はどのように栄養を取るのが効果的だと言っていますか。
ちょうかい
2 運動の前に取り、運動中も一定の時間ごとに取る
問題3 問題3では、問題用紙に何も印刷されていません。この問題は、全体としてどんな内容かを聞く問題です。話の前に質問はありません。まず話を聞いてください。それから、しつもんとせんたくしを聞いて、1から4の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1
大学で女の学生と男の学生がある科目について話しています。
ちょうかい
2 難しいが、後で役に立つ
2
女の人と男の人が話しています。二人は何について話していますか。
ちょうかい
4 俳優の演技力
3
大学の食堂で女の学生と男の学生が話しています。男の学生はペットと飼い主の外見について、どのように考えていますか。
ちょうかい
3 ペットと飼い主の外見には関連性がない
4
テレビのニュースでアナウンサーが話しています。アナウンサーは何について話していますか。
ちょうかい
2 家計に占める幼児の教育費の増加
5
テレビで男の人が話しています。男の人は主に何について話していますか。
ちょうかい
4 魚の消費量を増やす工夫
6
テレビでアナウンサーが話しています。アナウンサーの話のテーマは何ですか。
ちょうかい
3 商店街に客を呼ぶ取り組み
問題4 問題4では、問題用紙に何も印刷されていません。まず文を聞いてください。それから、それに対する返事を聞いて、1から3の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1
田中くん、聞いたよ。受けた面接全部通るなんて田中くんぐらいだよ。
ちょうかい
2 運がよかっただけですよ。
2
遅くなっちゃってごめん。帰り際に部長に捕まって。
ちょうかい
1 急に出る時に限って、そういうものよね。
3
うちの社長、いまでこそ成功してるけど、若い頃は挫折の連続だったんだって。
ちょうかい
3 いまの姿からは想像できないよね。
4
今度の取引先にはちょっと参ってるんだよ。
ちょうかい
1 何かあったんですか。
5
週末は天気が崩れるらしいけど、テニス大会は雨天決行としよう。
ちょうかい
2 いまさら、止めるわけに行かないですからね。
6
今度うちに配属された新人だけど、失礼極まりないんだよね。
ちょうかい
2 気に障ることでもあったの。
7
今日のトラブルについては、部長に報告するまでもないかなあ。
ちょうかい
1 うーん、お話ししといたほうがいいかと。
8
今回のこと、なんとお詫びすればいいものか。
ちょうかい
1 お気になさらないでください。
9
衝動買いしたもので、せっかく買っても使わずじまいってことあるよね。
ちょうかい
1 結局、無駄になるのよね。
10
今朝は来客が少なかったせいか、ことのほか事務処理が捗ったよ。
ちょうかい
2 それは何よりね。
11
ねえ、山田さん、今度の新年会の幹事だけど、木村さんが勝手出てくれたんですって?
ちょうかい
2 ええ、自分からやりたいって言ってくれて。
12
今回のプロジェクトの成功は君の尽力なくしては得られなかったよ。
ちょうかい
3 チームワークが良かったからですよ。
13
君の考えた新製品アイディアはともかく、デザインがありきたりなんだよね。
ちょうかい
2 では、そのあたりを含めて再検討します。
14
営業部の中川さんってゴルフの腕前プロ顔負けらしいですよ。
ちょうかい
2 あの腕前はプロならではですよね。
問題5 問題5では長めの話を聞きます。この問題には練習はありません。メモをとってもかまいません。
1
本文

男:あのう、市が開催している文化教室に参加したいと思ってるんですが。

女:どのような分野にご興味がおありですか。

男:この地域の歴史や文化を学べるようなのがいいかと思って。

女:そうですか、いくつかありますが、ご希望の曜日や時間帯はありますか。

男:仕事から帰るのが平日は夜七時以降になりますね。週末は基本的に参加できます。月に1、2回ぐらいのものがいいですね。

女:では、こちらの一覧をご覧ください。昔の暮らしを学ぶ会というのがありますが、この土地の古い文献を読んで昔の暮らしを学ぶ活動です。月に2回やっています。あ、これ、水曜の6時からですね。それから祭り保存会っていうのが7時からあります。月に2回、金曜日に集って、このあたりに伝わる祭りの由来について勉強したり、踊りを練習したりします。毎年、まつりの時は、保存会の皆さんが踊ってくださるんです。

男:ええ、楽しそうですね。

女:週末ですと、土曜日の午後に歴史名所クラブがあります。歴史上の名所や史料館などを見学します。こちらは月に1回です。そのほかに、民話に親しむ会というのがあって日曜日の午前中に毎週やっていますよ。ここは3ヶ月に2回、一泊2日で民話に出てくる土地を訪ねる旅をしています。

男:どれも面白そうですね。でも、遅刻はしたくないし、体を動かすのはすきだけど、人前で踊るのは恥ずかしいし、泊まるのもちょっとなあ。そうすると、これですね。

市役所で男の人と係の人が話しています。男の人はどの活動に参加しますか。
ちょうかい
3 歴史名所クラブ
2
本文

女1:再来月開催する講演会ですが、講演を願いしようと思っていた山田先生、その時期は海外へ調査に出かけられるそうなんです。どうしましょうね。

男:ええ、山田先生は経営学の分野では第一人者ですし、会員からもお話を伺いたいという声が多いんですよ。日程を変更してもう一度お願いするということはできないんでしょうか。

女1:でも、これから、別の日程で会場を抑えるのは無理です。

女2:そうですね。

男:じゃ、異例ですけど、事前に講演を録画して当日会場で上演するというのではどうでしょう。

女1:うんん、講演は一方通行じゃなくて、参加者と質疑応答ができる形にしたいわね。

男:じゃ、山田先生に同じ分野の著名な方をどなたかご紹介いただいたらどうでしょう。

女1:それなら、一層のこと、違う分野の大家にお願いしてはどうでしょうか。例えば、環境学の先生をお呼びするとか。

男:それはいくらなんでも飛躍しすぎでしょう。

女2:まあ、違う分野との連携も大切だと思いますけど、それは今後の課題として、今回は山田先生にご相談しましょう。

経営学研究会の会長と担当者二人が講演会について話しています。講演会はどうすることにしましたか。
ちょうかい
3 山田先生に講演者を紹介してもらう
問題5-3 まず話を聞いてください。それから、二つの質問を聞いて、それぞれ問題用紙の1から4の中から、最もよいものを一つ選んでください。
3-1
本文

アナウンス:えー、今日は山中町で今人気の観光コースを四つご紹介します。

コース1は山中町のシンボルとして親しまれている登山電車で、文字通り山の急斜面をのぼります。来週半ばころから、ちょうど山のさくらが満開となりますから、お勧めです。

コース2は、蒸気で走る汽車で、山中町と隣町の間を往復するツアーです。今はなかなか見る機会がない蒸気機関車です。煙を吐きながら力強く走る姿が大変人気です。

コース3は、ロープウェーで山を越えて湖へおりていきます。山中町の谷の間をのぼり山頂を越えると、目の前に突然湖の景色が広がります。

コース4は、船で湖を一周します。船に乗って湖から山中町の雄大な山並みをゆったり親しむことができます。

女:山中町ってちょうど来週の三連休に二泊三日で私たちが行くとこでしょう。いろいろ楽しみそうね。私、空中から谷や湖を見下ろすっていうの、興味あるなあ。

男:うん、でも、高いところは苦手なんだ。できれば湖から山を眺めるってほうにしたいけど、どう。

女:そっか、高いとこ、苦手なのは忘れてた。でも、確かに天気がよければ水面に山が映ってきれいかもしれないね。

男:じゃ、旅行の二日目に乗ろうよ。初日は着くのが夕方になるから、移動だけだし。天気予報によると、二日目までは晴れられるらしいから、きっと楽しめるよ。三日目からは天気が悪くなるんだって。

女:そうなんだ。でも、電車なら大雨じゃないかぎり、止まらないよね。山中のシンボルははずせないよ。

男:うん、桜も見たいし、機関車も乗ったことがあるから、今回はいいよね。

テレビの旅行番組で観光コースを紹介しています。

【質問1】二人は旅行の二日目どのコースを選びますか。
ちょうかい
3 コース3
3-2
【質問2】二人は旅行の三日目どのコースを選びますか。
ちょうかい
1 コース1